『 2回目のワクチンを受けてきました 』

もう梅雨が明けそうです。しかし梅雨は年々激しくなっています。線状降水帯という言葉も、すっかりお馴染みのものとなりました。伊豆の土砂災害をはじめ(この災害に関しては、人災と言って間違いないかもしれません)、各地で洪水や土砂崩れなどを引き起こし、多くの犠牲者が出ています。心よりご冥福をお祈り申し上げます(合掌)。その一方、アメリカやカナダでは、50度にもなる暴暑に襲われています。被害にあった多くの人から「長年ここに住んでいるが、こんな事初めだ」という言葉をよく聞きます。それだけ気候状態が、激変しているのです。地球規模で見れば、ほんの一瞬の出来事かもしれませんが、人類目線で考えると、我々は間違いなく大きな転換点に立っているのです。

 接種券は届いたのに、ワクチンがないという状況が続いています。大阪でも予約ができず、八月から当分接種は休止という状況です。そんな中、二回目の接種を受けてきました。一回目と同じようなつもりで行きましたが、明らかに人数は少なく、今回は会場に到着後、全く待たずに注射ができました。前回と違い、少し若い世代の人も見受けられました。

打った当日は、注射した所が重い感じはしましたが、初回同様それ以外特に変わったことはありませんでした。しかし次の朝ちょっとだるかったので、一時間ほど横になりました。そして起きてからなんと熱が、グングン上がり始めたのです。もう長い間熱など出ていないので(最後の高熱が14~5年前のインフルエンザの時)、今回も絶対ないと思っていました。ところがどっこい熱は計るたびに上昇し、当初解熱剤は飲まないでおこうと考えていたのですが、38、9度まで上がったところで、カロナールを服用しました。このおかげもあってか次の朝には37度台まで下がり、午後には平熱へ戻りました。

いっしょに受けた奥さんも、私よりは低かったのですが37,6度出ました。ただし、奥さん姉妹は2回目を受けても熱は出ず、特に変わりはなかったそうです。副反応は、年齢による違いはあるでしょうが、個人差も相当あるようですね。もし2回目を受ける場合、熱は出ると思って準備するのが良いかもしれません。奥さんの場合は、熱以外にも頭痛と接種した場所がはれ、かゆみがありました。それでも1日経てば、ほぼ通常に戻りました。勝負は早いですね。ワクチン証明書も発行されるようですし(これがあると入国できる国が増えるみたいです)、海外旅行が好きで2回目接種の可能な方は、前向きに受けると良いかもしれません。ただし、1回だけでも大変な場合も聞きます。そんな時には、一度医者と相談してみてください。いずれにせよ自己決定が大切です。

 今後、感染者が0になる事はないでしょう。これから先私たちは、コロナと付き合っていかなければなりません。その為にもどこかの時点(それも近い将来)で、緊急事態宣言を繰り返すようなやり方ではない、新しいコロナとの共存の方法を、考えていかなければならないと思います。ワクチン接種は、そのためにも鍵となるのでしょう。

備考 コロナの現状を考える上で、この本は参考になると思います。

  西村秀一著 もうだまされない『新型コロナの大誤解』 (幻冬舎)。

目からうろこです。メディア情報のあやふやさと換気の大切さがよく解ります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ブログ

前の記事

『 たたいたわけ 』
ブログ

次の記事

『アソカ傑作トーク集』